お客様の声

社内で訪問介護におけるICT化を進めようと色々なシステムを検討していた時に、他社様からこのシステムのことをお聞きしたのがきっかけです。「けあピアノート」説明会でシステム開発の思想や経緯を伺い、「ヘルパー業務を楽にしたい」「なるべくシンプルに使いやすくしたい」「訪問介護の業務改革をしたい」という思いに強く共感し、「これはぜひとも導入したい」と思いました。

スマホ側では「到着」「終了」「共通メモ」の3つの操作を基本としたシンプルなアプリになっているので、スマホに慣れていないヘルパーに対しても導入障壁が低かったです。ヘルパーからは「音声入力できるので書く手間が省ける」「自分のスケジュールをいつでもどこでも見たい時にすぐに見られるから便利」などの声があり、ポジティブな反応が多く見られています。

「共通メモ」機能がまだ活用しきれていないので、今後は訪問の都度、「共有メモ」の登録をしてもらい、サービス提供責任者(以下、サ責)間で、お客様の状態変化を早期に把握し、サービス向上に繋げていきたいと考えています。

ヘルパーがスマホを操作することで、サービスの開始と終了を事業所でリアルタイムに確認できることが業務効率の向上に繋がっていると感じています。

導入前は、サービス開始前や終了後にヘルパーから事業所に電話やメールなどで連絡を受けるため、この業務だけでもサ責に膨大な時間と労力が発生しており、大きなストレスになっていました。この業務を無くすことができるだけでも大きなメリットを感じています。

「申し送り機能」です。事業所から申し送り事項を簡単に登録できるので、特定事業所加算を取得している事業所にとって便利な機能です。ミーティングや研修等の予定をスケジュール登録することもできるので、参加率を高めることにも活用できると感じています。

まだ使いこなせていませんが、「シフト調整機能」も便利な機能だと感じています。今までは、シフトが変更になった際、一人ひとりに電話やメールで確認していましたが、「シフト調整機能」を活用することによりヘルパーの余力検索や、複数のヘルパーにシフトを一斉打診が可能になりました。削減できた時間を、よりお客様に目を向けることに使いたいと思います。

スタッフに「けあピアノート」を無理なく使ってもらえるよう、「いかに現場にスムーズに導入するか」を考えました。わが社では全事業所に一斉に導入するのではなく、まずは宮城・新潟・神奈川の4事業所でトライアルを実施しました。他システムと比較してもスムーズに展開が進んでいますが、その1番の理由はコストパフォーマンスの良さが挙げられます。今後トライアル実施拠点を順次拡大させ、全国128か所ある全事業所に展開する予定です。

訪問介護はICT化が特にできていなかったサービスなので、「けあピアノート」の導入をきっかけに訪問介護事業の発展に繋がることを大いに期待しています。また、今後の活用の可能性として勤怠システムとの連携ができると更に業務効率化が図れることや、お客様にもアプリを活用して頂けるようになれば、お客様の声を拾いやすくなりますし、ペーパーレス化やチーム内の情報共有にも活用できると思っていますので、今後の「けあピアノート」の可能性に大きな期待を寄せております。